クラッチパーツ/45400km走行後の画像

1999年6月にクラッチのオーバーホールを実施した。下の画像は45400kmを走行したクラッチ・パーツの画像である。 右画像のディスク面の拡大画像を見ていただきたい。表面の磨耗がディスクのリベット部分まで磨り減っているのが判るでしょうか。まだリベットまで掛かってないのであと1000kmぐらいは走行可能な状態であったようだ。OHの目安としては、クラッチミート・ポイントが新品ディスクと比較すると深くなってくる。またペダル遊びのスプリングバックが弱くなってくる。40000kmを超えた距離よりペダルを踏んだ時に床下より、キリキリとキシミ音がしてきた。これはショツプで診断してもらった結果、クラッチのリンケージ部のグリス切れが原因とのこと。これらの判断によりオーバーホールを実施した。ダブルマス・フライホイールはまだ充分に使用可能であり、この時には交換していない。小生の911は35800kmで購入したので前オーナーがどのような使い方をして、どんなクラッチワークをしたかは不明である。したがって、小生のフル・クラッチワークでどのくらいまでディスク寿命があるかは、次回OH時に報告する。
クラッチカバー クラッチ・ディスク クラッチ・ディスクの磨耗した表面