993カレラのエンジン降ろし作業

クラッチOHする為にエンジンを降ろす作業をレポートしました。ここに紹介する画像と内容はほんの一部です。現場に立会いをして取材しましたが実際にはかなりの行程があり素人には難しいでしょう。エンジンオイルを自然に抜取る待ち時間以外はテキパキと作業を進めてしまうゼネレイトのザコさんはさすがにプロですね。(^^) エンジン降ろしからクラッチ分解チェックまで約4時間ちょっとで終了です。素人なら1週間でも無理かも。笑 しかしザコさんが外したパーツや補機類の山を見ればその前にギブアップした方が無難でしょうね。(^^;;; 
バッテリーの配線とエンジンルーム内の電装とウインカー類を外す。リフトアップしてアンダーカバー類も外す。 まずRバンパーを外すためにRタイヤハウス内、その他の固定部分を外していく。 Rバンパーが外れました。 Rバンパーの骨格部分を外していきます。
アンダーカバーを外したらエンジンまわりの補機類関係を次々に外していく。 Rスタビライザーも外す。 マルチリンクサスの現在アライメント位置をマーキングしておく。(画像の他にもアリ)これでエンジンを載せた後に概略のアライメントがとれるようにしておく。(正確には4輪アライメントを取り直すのが基本) 積み木のマルチリンクを外していく。
ドライブシャフトのナットを緩めておく。運転席でブレーキを踏んでおかないといけません。 マルチリンクのアーム類やアース類も外されていきます。 ミッションのリンケージ部分も外します。 左右ドライブシャフトの付け根を外す。
エンジン本体とオイルライン内のオイルを抜きます。 エンジンルーム内の各種ホース、パイプ類を外す。 エアコンのコンプレッサーも切り離します。 さてリフターを準備してエンジンを降ろす準備をします。エンジンマウントの固定を外しいざエンジン降ろしに入ります。
エンジンは一気に降ろさず細心の注意でゆっくりと降ろされていきます。 完全にエンジンは降りました。 エンジンが降りたらホース類に水分が入らないようにマスキングしてエンジンルームをスチーム洗浄。 エンジンルームはピカピカ!になりました。