993カレラ クラッチペダルのフィール改善
(ザコさんの画像とワンポイントコメント付き)
過去にクラッチぺダルのマスターシリンダー&レリーズシリンダー交換、今回クラッチOHしてもクラッチペダルの遊び部分の戻りが悪く床側にひっついてしまう現象が治りませんでした。しかし今回は、その原因が解明できました。クラッチペダルの可動部分のパーツにデザイン的欠点があったようです。なんとポルシェがこっそりクラッチペダルの可動部分の対策パーツを出しておりこれに交換したところクラッチペダルの戻りが力強く改善されました。対策パーツと思われるL型レバーが知らぬ間に改良遍歴があったようです。小生の未対策パーツ番号が993 423 519 00。その後993 423 519 01→993 423 519 02→993 423 519 03と変更されたようですね。笑 今回交換したL型レバー993 423 519 03が現在の最終品のようです。ポルシェもかなり苦労して改善してたんでしょうね。でも知らぬ間に換えてはいけませんよね。笑 この症状が多発する993はクラッチレリーズフォーク、ペダルマスターシリンダー、レリーズシリンダー、クラッチホース、オイルのエアー抜きなどが正常な状態でかつ純正パーツであることが前提です。(楽ちんアシスト付きのターボなどはまったく別物ですからこの例にあてはまらいかも) 964でもこの症状が出る車は993クラッチペダルKITが出てるので交換できるらしいです。964と993はペダルアッセンブリーが同じではなく今回のL型レバーのみ交換ではダメみたいですね。993クラッチペダルKITについてはディーラーや専門ショップにお尋ね下さい。 | |||
左がクラッチペダルレバー対策パーツ993 423 519 03。今供給されるのは03でこの黒いレバーです。ゴールドは古い方で00番。8750円(9月よりポルシェパーツ値上げあり) | その他構成パーツ。 細かくリンクでつながってます。 |
レバーの穴の位置が少し違う | 穴位置変更はレバー比やストロークを変えるためと思う。 |
ペダルアッセンブリー脱着分解します。 | |||
ペダルアッセンブリー脱着分解 | これはプラスチックのレバーで、品番は同じ。穴に磨耗が見られるので今回交換 2250円(左が新品) | ||
シャフトブッシュ(金属製)の交換。 830円×2 | |||
組み付け後 強力なスプリングでアシストされており改善されました。 | |||