AFC(燃調コントローラー)の取付け

aprのAFCimpV(燃調コントローラー)を取り付けました。このAFCimpVは純正コンピューターに割り込ませて取り付けるサブコンピューターです。燃料セッティングが簡単に行なえるのが特徴でありモニター機能も付いているので車両コンディションを確認する事もできます。今回このAFCimpVを取り付けた目的は新車から14年経過した993カレラも吸入空気量を測定する純正エアフロメーターの精度が落ちてきていると推定されるからです。あくまでも本来のパワーに戻すための採用で大幅なパワーアップを目的とはしてません。今回のAFC設定は純正エアークリーナーをそのまま使いapr推奨値を入力して補正しました。尚、効率のいいスポーツエアークリーナーやマフラーを取り付けた時はこのAFCで補正しないとなかなかパワーアップは望めないようです。この製品の詳細はapr webで見て下さい。
運転席シート下に純正のコンピューターが設置されている。
この純正コンピューターの配線ソケット部にAFCを割り込ませる。
これが純正コンピューターとソケット部の拡大画像です。
純正コンピューターの配線を切りAFC本体の線を割り込ませます。
純正コンピューターからの配線をダッシュボードまで取り回しをします。AFC本体はほとんど使わないオーディオ装置を外しダッシュボードに埋め込みしてもらいました。AFC本体の12V電源配線も必要です。
AFCの電源をONにして動作確認。設定は任意のエンジン回転数に対してノーマルからの補正値(燃料セッティング)を行います。今回の補正値(Hiと Lo)はaprの推奨例(下端のapr設定例参照)を入力してもらいました。
ダッシュボードにきれいに埋め込んでいただきましたのですっきりしています。
表示モードはデジタル/アナログ/マルチの3パターンがあります。表示項目はエアフロ使用率/吸気管圧力/スロットル開度/エンジン回転数/エア補正率/バッテリー電圧など最大4項目まで同時表示できますので車両コンディションがリアルタイムにモニターできます。
aprから出されてる設定例です。今回はまず「純正クリーナー使用時のセッティング例」を入力。今後は少しづつ変えてみながらパワーチェックなどをしてみたいと思います。