993カレラ エアコンの修理 120325km (画像提供 keep9)

ついに我が993カレラも突然エアコンのガスが抜けてしまいました。ガスを入れなおしても1日すればすべて漏れてしまい修理ととなってしまいました。新車から15年間はまったく異常もなく働いてくれたエアコンですのでよく今まで壊れずにいたものだと逆に感心してます。エアコンのガス抜けの原因は定番のエバポレーターからです。エバポレーターの配管が腐食したか?他の原因でなったのか?よくわかりませんが経年劣化によるものですね。エバポレーターの交換修理はフロントのガソリンタンクを外して作業しますのでけっこう大掛かりな整備となりました。2009年6月の車検時に修理しました。修理には社外品のオールアルミ製のエバポに交換しましたがエアコンの冷えが純正よりいいですね。社外製のエバポは価格も純正と比べてもあまり変わらないようですし耐久性もアップしてますからコストパフォーマンスはかなりいいと思います。(^^) エアコンが壊れてしまった方にはお奨めします。(詳しくはkeep9さんに御相談下さい)

まずフロントフード内にあるガソリンタンクを外さなければいけません。 タンクを外す前にボディ下にある配管からガソリンを抜きます。 無事にガソリンタンクが外れたらエアコンユニットを一式取り外します。
これが993のエアコンユニットです。 エアコンユニットを分解します。 ユニット内の壊れたエバポレーターです。
エバポレーターを外してみますと15年(12万km)の汚れが目立ちます。 ガス漏れを確認するために注入した蛍光オイルなども漏れて酷く汚れています。 エバポが納められてるユニットの底面も汚れておりきれいに洗浄します
上が壊れた純正のエバポ。下は社外品ですが新品のエバポ。新品エバポはオールアルミ製でシンプルな構造にデザインされていますね。 純正のエバポ(右)にくらべて配管の取り回しもシンプルで管の接続部もかなり少ないです。これらの効果で新エバポ(左)は冷却効果も純正より向上してそうです。 新品のエバポをエアコンユニットに納めて配管します。ユニットはすべて元の位置へ組み込みされていきます。今回はエキパンは交換されましたがリキッドタンクは傷んでおらずそのまま流用。
エアコンのマイクロフィルターも汚れているので交換です。 エアコン用ファンのレジスターが未対策品でしたので対策品に交換しました。 左が未対策品です。ボロボロに崩れてしまうほど劣化してます。