クラッチシリンダー&ブレーキオイル交換

2000年の冬期になり渋滞や信号待ちで低速度でクラッチペダルを踏み、MTのギヤを2速/3速からニュートラルに抜いた時、シフトレバーが引っかかっような感触が感じられるようになりました。メカニックさんにチェックしてもらっても、なかなか同じ症状が再現しないのです。そこでクラッチのシリンダーが疑わしいと思いチェック&交換をしました。小生の場合はダブルクラッチを多用しますので消耗品として交換に踏み切りました。クラッチシリンダーにはクラッチペダルの足元にあるマスターシリンダーとミッション側にあるレリーズシリンダーがあります。今回交換したのはレリーズシリンダー側でオイルが漏っており交換しました。そしてクラッチシリンダーのオイルはブレーキオイルと共用となっているので約2年半使用したオイルも劣化してる可能性もあり同時交換しました。マスター側のシリンダーはレリーズシリンダーのようにエンジンの熱が加わらないので長持ちするようです。交換したその後はMTの引っかかりはほとんど解消しました。今回の交換は故障修理ではなく消耗パーツの交換と考えてます。
ミッション側にあるレリーズシリンダーの位置画像です。ヒーターパイプを外さないと脱着ができません。(赤矢印がレリーズシリンダー) クラッチペダル側にあるマスターシリンダーです。矢印の蛇腹ブーツをめくり上げてオイル漏れを確認しました。マスター側は異常なしでした。
ミッション位置から取り外して宙ぶらりんになったレリーズシリンダーです。
レリーズシリンダーのブーツをめくり上げたところオイルが漏ってました。矢印の位置にオイルが滴っているのが判りますでしょうか。シリンダー内のパッキンが劣化すると漏れてくるようです
取り外したレリーズシリンダーです。シリンダー部分と切り離した画像です。 新品のレリーズシリンダーです。
パーツNo.950.116.237.12
クラッチシリンダーのオイルはブレーキオイルと共用している。レリーズシリンダー、Fキャリパー、Rキャリパーより古いオイルとエア抜きをして新品オイル(Dot4)を供給した。