DMEリレーの交換
寒い休日の朝に暖気運転を3分ほどしてエンジンを一旦STOPさせた後にまったくエンジンがONしなくなりました。セルは回るのですがいつものようにヒャン!とエンジンが立ちあがらず焦りました。しばらくしてから再度TRY!2回目も駄目.......プラグがカブったか?むむむ....5分ほどして3回目にTRY!今度はすんなりON!ひょっとして電装系か?ということでドクターのザコさんにDMEリレーをチェックしてもらったところ対策前のDMEリレーが付いていたので対策品に交換してもらいました。対策前のリレーの中を分解したが基板のハンダ状態が黒く焦げたような跡があり、さらに焦げ臭い臭いが....これが原因だった可能性が高かったと推測します。97年の最終型993でも対策前のDMEリレーが付いてる可能性が高いので一度チェックされた方がいいようです。これは964にも言えることでありオーナー様は調べてみて下さい。DMEリレーの価格は¥2730(税込み)です。遠方でDMEリレーが壊れた時はたった¥2730で泣きをみますよ。(笑) | ||
フロントフードを開けると助手席側にヒューズ&DMEリレーのBOXがある。993は赤丸の位置にエンジンのDMEリレーがある。画像はDMEリレーを引き抜いた後です。 | 右が対策前のDMEリレー(944.615.227.00)です。 ドイツ製で1993年に製造されてます。左が対策されたDMEリレー(993.615.227.00)でハンガリー製です。おそらく容量がアップされてるのでしょう。 |
対策前のDMEリレーの基板です。赤丸のハンダ部分の境界が黒く焦げ気味です。基板がショートして焼けた臭いがしてました。リーク寸前の状態だったようです。これだけでエンジンがかからなくなるとは怖いですね。 |