993ミッションOH<パート3>

画像提供&コメント : ザコさん&fujitaku

ミッションOHもパート3で終わりです。(^^) シフトリンケージのシャフト折れが原因でこれだけのOHをしなければならないのは、ちょっと辛いですが、とても勉強になりました。笑 交換したシャフトも対策品だと思うのでこれから150000kmは安泰であってほしい。(^^;;;

黄色の枠&矢印部は993ミション特有のギヤの上からオイルを散布させるためのプレートで、皿上に溜まったオイルがギヤの上に流れてかかる様になってる。ギヤの負担が大きくなってるのでこういった対策が施されてる。964には無いです。(ザコさんのコメント)
993は964よりミッションオイルが汚れやすい!と言われている。おそらくこの機構により洗浄能力が上がりオイルが汚れやすいのか? 今回抜けたレバーのチェックです。上げ下げするが正常なら抜けない。
これならOKですね。(^^)
ギヤ、シンクロ、各パーツが整然と組み込まれていきます。(^^)
OHですからサイドシール等、ミッションシール全交換します。
これが993のデフ構造です。fujitaku号にはLSDはついておりません。LSDは定期的なOHをしないと機能を発揮しないそうですからご注意下さい。
デフケース内部 これでミッション本体のOHは終わりました。(^^) さていよいよミッションを車体に載せます。
エンジンとうまくドッキングさせるには微妙な位置調整が必要です。 ドライブシャフトとも連結しました。
成功です。(^^)
ミッションオイルを注入する前に新しいドレンボルトを準備しました。ネジ山が傷む場合がありますので定期的に交換したいですね。左が磁石付きでオイルを抜くボルトです。右が注入口のボルト。
左の磁石付きはミッション内の金属粉を集めます。どちらも六角レンチ穴です。 赤矢印が注入口。緑矢印が排出口です。 ミッションオイルの注入についてはメンテ項目の「ミッションオイル交換」を参照下さい。