993電動ブロアファンの異音対策(走行距離10万kmで発生)
夏場に近づくにつれてエンジンの温度が上昇します。この場合エンジンが止まった後も電動のブロアファンが回り一定時間冷却されます。このブロアファンよりグリスが切れたような異音がしましたのでブロアファンを分解してグリスを注入しました。グリス注入後は良好ですが、また異音がした場合はブロアファンの交換時期かもしれません。しばらく様子をみてブロアファン交換を見極めたいと思います。
ブロアファンは赤矢印の位置にあります。 ファンを取り外す。 ファンのカバーのネジを外し分解
カバーを外すとモーターとファンがあります。赤矢印のモーター軸とファンにガタがないかチェック。ガタはありませんが、ファンを手で回してみますと確かに異音がします。モーターの軸が真鋳の場合は未対策品ですので必ず対策品に交換しましょう。(特に964は注意) モーター軸にガタがあればファンがカバー内部に接触します。今回はカバー内部に傷はありません。
モーターのブラシや異物のチェックをしましたが問題ありません。モーターの軸はスチール製でしたので一安心です。 ファンとモーターをエアーブローしてホコリを飛ばします。 モーターの軸部分にグリスを注入します。グリスは多すぎてもいけません。グリスを注入後はとりあえず異音はおさまりました。